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#23 プロデューサーの役目。それでも続ける理由。~ Guest:松尾潔

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ゲストは前回に引き続き、松尾潔さん( https://twitter.com/kiyoshimatsuo )が登場。2021年2月17日に⻑編書き下ろし小説「永遠の仮眠」( https://www.shinchosha.co.jp/book/353841/ )を刊行、前回に引き続き書籍の感想に紐づいて、松尾さんのプロデュース論、これまで携わってきたアーティストから感じたプロデュースとは?を始め、人生で一番のティラミスの思い出、筒美京平さんのエピソード、CHEMISTRY・平井堅・EXILEのATSUSHIさんなどのアーティストとの関係性、その他も西寺が気になることを松尾さんにあれやこれやと伺っていきます。松尾さんの芯に迫る濃厚な1時間です。

前回は小説「永遠の仮眠」執筆や形に至るまでのきっかけを紐解いていきましたが、今回は西寺の感想から、内容をクローズアップ。大人がまた大人になる階段を上がる経過が描かれていると。大人(おっさん)が長すぎる説。30代からがおっさん?おっさんの定義は?、松尾さん的にはこの本は主人公の大人がステップアップしていき、一皮剝ける、脱皮を繰り返していくイメージだそう。松尾さんがおっしゃる「言葉は恐ろしい・言葉が規定することの恐怖」論。昨年「不要不急」と言われ続け、今ではネガティブな印象を持っている言葉。「不要不急」なことやモノにどれだけの人が救われて、そのコトを軸に仕事にしている人も多い事実もあります。言葉の定義は、イメージの刷り込みが行われてしまい、そのイメージを元に戻すことはそう簡単じゃないと感じる。人のエッセンシャルは、その人のエッセンシャルであって、一人一人違うし、定義することは難しいことです。…収録の休憩中もトークは止まらず、このようによく喋る西寺が静かになるタイミングが人生に一度あり、それは節分の恵方巻を食べている時だ!という話から、「人生」にかけ、松尾さんの「人生」で一番のティラミスのエピソードへ。80年代はティラミス!90年代はナタデココ!というようにキャンペーンが行われ、当時はそれを目指してファミレスに行くお客さんも居たようです。時は、1990年12月24日、クリスマスイブ、スティーヴィー・ワンダー「ジャングル・フィーバー」を発表した時に、今は翻訳家として活躍しているBMGビクターの洋楽部署でディレクターだった石川さんとスティーヴィーのライブを観賞し、楽屋にはテレビでは映らない緊張している和田アキ子さんの姿に興奮、ライブ会場を後にして、今度はお腹を満たそう!ってことで食事に向かおうとした所で・・・ティラミスを・・・?

3月24日に発売される筒美京平さんのトリビュートアルバム『筒美京平SONG BOOK』( https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/kyoheitsutsumisongbook/ )を参加するきっかけ、筒美京平さんのプロデュースのお話へ。当初、追悼としてのアルバムではなく企画して制作が進まれていたが、筒美さんは、2020年10月7日に永眠。去年のお誕生日で80歳になる筒美さんの「傘寿(さんじゅ)祝い」としてアルバムを制作していたようです。(傘寿:数え年で80歳を迎えた方の長寿をお祝いする習慣で、「八十寿」(やそじゅ)とも呼ばれます。今作プロデュースを担当している楽曲は、西寺は、アイナ・ジ・エンド (BiSH) 「ブルーライト・ヨコハマ」(オリジナルアーティスト:いしだあゆみ)、松尾さんは、芹奈・かれん from Little Glee Monster 「魅せられて(エーゲ海のテーマ)」(オリジナルアーティスト:ジュディ・オング)です。コロナで制作が一旦止まっていたようですが、筒美さんの死を受けて形にするべく、武部聡志さん、本間昭光さん、松尾さんの三人が立ち上がり今作の発売へつながったようです。

最近プロデュースした筒美さんのトリビュートアルバムの話から、松尾さんの「プロデュース論」へ。プロデュースについて深掘りしていきます。今まで松尾さんが多数のアーティストをプロデュースをしてきて、どのような人・やり方があって、やりやすさを感じた時は?印象的な事件などはあったのか。どちらかと言うと、新人やこれからのアーティストをプロデュースすること、アーティストのこれからの方向性作りをすることが多いようです。そこから見えてきた松尾さんにとっての、松尾潔流のプロデュースとは?ご本人から過去を振り返りながら、やりがい、雇われプロデューサーとしての役割(アーティストが調子がいい時に外されるのは何故?)についての想いを明かします。西寺から見た松尾さんとCHEMISTRY、そして、EXILE・ATSUSHIさんの特別な関係性は?オーディションバラエティー番組「ASAYAN」から生まれたCHEMISTRY、そのオーディションを受けていて選ばれなかったEXILEのATSUSHI。CHEMISTRYとは、1stアルバム「The Way We Are」、2ndアルバム「Second to None」、コンセプトアルバム「Between the Lines」、CHEMISTRYの約5年ぶりの再始動の記念のアルバム「CHEMISTRY」でも再タッグを組んで作品を世に出していきました。EXILE・ATSUSHIさんとの「Lovers Again」のエピソードも・・・この関係性でありだからこそ、生まれる楽曲。楽曲の背景を知って、さらに楽曲の深みが増します。松尾さんは、大学生時代から音楽ライターで音楽業界に携わり執筆活動を開始、多数のラジオ・ TV 出演を重ね、若くしてその存在を認められる。ライター時代の久保田利伸さんとの交流をきっかけに90 年代半ばから音楽制作に携わるようになり、それからプロデューサーとして数多くのアーティストを世に出してきた。そんな松尾さんが明かす、アーティストとプロデューサーの関係、プロデューサーの仕事とは何なのか。CHEMISTRYのデビューを手掛け、その後離れたものの、再始動のタイミングでの再タッグを組むという特別な関係性、EXILE・ATSUSHIさんとの再会で生まれたEXILEの新たな側面を打ち出したことなどのエピソードを交えて話していきます。

2回にわたって松尾潔さんと心のディープ(?!)な部分までお話していきました。前編・後編と合わせてお楽しみください。いつか松尾さんのプロデュース論がまとめて世に放たれることはあるのかを楽しみに待ちつつ、松尾さんの最新刊「永遠の仮眠」( https://www.shinchosha.co.jp/book/353841/ )を是非読んでみてください。

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ゲストは前回に引き続き、松尾潔さん( https://twitter.com/kiyoshimatsuo )が登場。2021年2月17日に⻑編書き下ろし小説「永遠の仮眠」( https://www.shinchosha.co.jp/book/353841/ )を刊行、前回に引き続き書籍の感想に紐づいて、松尾さんのプロデュース論、これまで携わってきたアーティストから感じたプロデュースとは?を始め、人生で一番のティラミスの思い出、筒美京平さんのエピソード、CHEMISTRY・平井堅・EXILEのATSUSHIさんなどのアーティストとの関係性、その他も西寺が気になることを松尾さんにあれやこれやと伺っていきます。松尾さんの芯に迫る濃厚な1時間です。

前回は小説「永遠の仮眠」執筆や形に至るまでのきっかけを紐解いていきましたが、今回は西寺の感想から、内容をクローズアップ。大人がまた大人になる階段を上がる経過が描かれていると。大人(おっさん)が長すぎる説。30代からがおっさん?おっさんの定義は?、松尾さん的にはこの本は主人公の大人がステップアップしていき、一皮剝ける、脱皮を繰り返していくイメージだそう。松尾さんがおっしゃる「言葉は恐ろしい・言葉が規定することの恐怖」論。昨年「不要不急」と言われ続け、今ではネガティブな印象を持っている言葉。「不要不急」なことやモノにどれだけの人が救われて、そのコトを軸に仕事にしている人も多い事実もあります。言葉の定義は、イメージの刷り込みが行われてしまい、そのイメージを元に戻すことはそう簡単じゃないと感じる。人のエッセンシャルは、その人のエッセンシャルであって、一人一人違うし、定義することは難しいことです。…収録の休憩中もトークは止まらず、このようによく喋る西寺が静かになるタイミングが人生に一度あり、それは節分の恵方巻を食べている時だ!という話から、「人生」にかけ、松尾さんの「人生」で一番のティラミスのエピソードへ。80年代はティラミス!90年代はナタデココ!というようにキャンペーンが行われ、当時はそれを目指してファミレスに行くお客さんも居たようです。時は、1990年12月24日、クリスマスイブ、スティーヴィー・ワンダー「ジャングル・フィーバー」を発表した時に、今は翻訳家として活躍しているBMGビクターの洋楽部署でディレクターだった石川さんとスティーヴィーのライブを観賞し、楽屋にはテレビでは映らない緊張している和田アキ子さんの姿に興奮、ライブ会場を後にして、今度はお腹を満たそう!ってことで食事に向かおうとした所で・・・ティラミスを・・・?

3月24日に発売される筒美京平さんのトリビュートアルバム『筒美京平SONG BOOK』( https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/kyoheitsutsumisongbook/ )を参加するきっかけ、筒美京平さんのプロデュースのお話へ。当初、追悼としてのアルバムではなく企画して制作が進まれていたが、筒美さんは、2020年10月7日に永眠。去年のお誕生日で80歳になる筒美さんの「傘寿(さんじゅ)祝い」としてアルバムを制作していたようです。(傘寿:数え年で80歳を迎えた方の長寿をお祝いする習慣で、「八十寿」(やそじゅ)とも呼ばれます。今作プロデュースを担当している楽曲は、西寺は、アイナ・ジ・エンド (BiSH) 「ブルーライト・ヨコハマ」(オリジナルアーティスト:いしだあゆみ)、松尾さんは、芹奈・かれん from Little Glee Monster 「魅せられて(エーゲ海のテーマ)」(オリジナルアーティスト:ジュディ・オング)です。コロナで制作が一旦止まっていたようですが、筒美さんの死を受けて形にするべく、武部聡志さん、本間昭光さん、松尾さんの三人が立ち上がり今作の発売へつながったようです。

最近プロデュースした筒美さんのトリビュートアルバムの話から、松尾さんの「プロデュース論」へ。プロデュースについて深掘りしていきます。今まで松尾さんが多数のアーティストをプロデュースをしてきて、どのような人・やり方があって、やりやすさを感じた時は?印象的な事件などはあったのか。どちらかと言うと、新人やこれからのアーティストをプロデュースすること、アーティストのこれからの方向性作りをすることが多いようです。そこから見えてきた松尾さんにとっての、松尾潔流のプロデュースとは?ご本人から過去を振り返りながら、やりがい、雇われプロデューサーとしての役割(アーティストが調子がいい時に外されるのは何故?)についての想いを明かします。西寺から見た松尾さんとCHEMISTRY、そして、EXILE・ATSUSHIさんの特別な関係性は?オーディションバラエティー番組「ASAYAN」から生まれたCHEMISTRY、そのオーディションを受けていて選ばれなかったEXILEのATSUSHI。CHEMISTRYとは、1stアルバム「The Way We Are」、2ndアルバム「Second to None」、コンセプトアルバム「Between the Lines」、CHEMISTRYの約5年ぶりの再始動の記念のアルバム「CHEMISTRY」でも再タッグを組んで作品を世に出していきました。EXILE・ATSUSHIさんとの「Lovers Again」のエピソードも・・・この関係性でありだからこそ、生まれる楽曲。楽曲の背景を知って、さらに楽曲の深みが増します。松尾さんは、大学生時代から音楽ライターで音楽業界に携わり執筆活動を開始、多数のラジオ・ TV 出演を重ね、若くしてその存在を認められる。ライター時代の久保田利伸さんとの交流をきっかけに90 年代半ばから音楽制作に携わるようになり、それからプロデューサーとして数多くのアーティストを世に出してきた。そんな松尾さんが明かす、アーティストとプロデューサーの関係、プロデューサーの仕事とは何なのか。CHEMISTRYのデビューを手掛け、その後離れたものの、再始動のタイミングでの再タッグを組むという特別な関係性、EXILE・ATSUSHIさんとの再会で生まれたEXILEの新たな側面を打ち出したことなどのエピソードを交えて話していきます。

2回にわたって松尾潔さんと心のディープ(?!)な部分までお話していきました。前編・後編と合わせてお楽しみください。いつか松尾さんのプロデュース論がまとめて世に放たれることはあるのかを楽しみに待ちつつ、松尾さんの最新刊「永遠の仮眠」( https://www.shinchosha.co.jp/book/353841/ )を是非読んでみてください。

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